活字になる予想

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スポーツニッポン王将戦の速報記事に、封じ手予想が掲載されるようになってもうどれくらい経つだろうか? かなり前から行われているはずだ。
記録係で王将戦の記録係をした時も(中原ー中村戦等・・)その記録係の予想も翌朝のスポニチに載せてもらえるので、楽しみだった。
地域とかによって同じスポニチでもいろいろと違うだろうが、関西地区のスポニチは対局者の動きが実に細かく、載せられている。
アクビの時刻から、ひりごとまで・・・。記事のスペースもかなり広い。

副立会人としてもその封じ手予想をしたこともある。
羽生ー佐藤戦の大長考の応酬の難しい将棋。175分の考慮での封じ手
私の封じ手の予想は当たった。
控え室では「でも感想戦では、この手があまり良くなかったという感想戦になるんですよね〜」と私。
3分の1は謙遜。3分の1は冗談。そして残りの3分の1は予感。

案の定、感想戦では、「この手が良くなかったかもしれませんねぇ〜」という感想。
感想戦の予想までも、当たらなくていいんだけれどなぁ〜。複雑な心境。
Copyright (c) 2001 Kenji Kanzaki