棋士とパソコン

22219
開設より、2ヶ月と少し経過。
最初の1ヶ月の頃に比べ、何が求められていることか、だいたい分かってきたような気がする。
知らなかったことも多かったけど、いろいろなことを覚えたり、教えてもらったりして覚えたような気もする。
これからも、いろいろと学びながらできそう・

昨日、掲示板でタッチさんが、こう述べられていた。(一部抜粋)
「もっと棋士間のネット人口が増え、それに伴って生じる問題も克服して斯界が発展することを祈るものであります。」
《それに伴って生じる問題》は必ずあると思う。
私もHPをはじめた当初より、もっとも心配していたことでもある。
でも、克服できるものと信じている。

これから先の斯界の発展という未来のことを考える時に、忘れてはいけないのは今まで、過去に多くの先輩の棋士の方々のご苦労。
各新聞社さん等の長い間続けていただいている応援があって、現在に至っているということは、忘れてはいけないと思う。

新聞の読書欄などで、息子や、孫にばかにされながらも、パソコンの扱いかたを学ぶ年配のかたの投書などを、たまに見かける。
途中でさじを投げ出して、ホコリをかぶっているパソコンもたくさんあるんだろうなぁ。すごい遊び駒だ(笑)
ここを読んでいるかたで、もし自分のご両親や、会社の上司などの年長のかたにそういうことを教える時は、
「なんだこんなことも理解できないのか!!」
なんて言わずにやさしく、ていねいに、楽しく教えてあげてくださいね。
そういえば超初心者に将棋を教える時もそうかな?

棋士では、武者野六段、勝又五段、淡路九段らが、他の棋士へのパソコンの先生兼セッティング役兼相談役として有名だが、こういう方々の果たした役割は、かなり大きい。

物好きな棋士の誰かさんも、少なからず影響を受け、独自のほーむページを突然作ったみたいだし・・・(笑)
神崎健二(c)