将棋世界

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きのうは、午前中、スポーツクラブへ・・・
500メートルぐらい、休まず泳ぎ続ける。
平日の昼間とあって、おばさん、いやご年配のご婦人が多い。

その中で、ロビーから見えるエアロビクスのコーナーに、
スタイル抜群の若い女性をひとり発見(*^。^*) なにか得した気分。
その前が、新聞とか自由に読めるロビーなのだが
昨日の新聞を読む時間が、長くなったことは、いうまでもない。

帰ってから将棋世界読む。奨励会にはいってから、長年、将棋世界
いただいている。ありがたいことだ。
やはり、私が一番面白かったのは、鈴木大介六段の振り飛車日記。
もっと人に感動してもらえる将棋を目指しましょうのひとことがいい!!
(えらそうかもと本人はあやまっているが、そんなことはない。棋士の基本だ!!!)
次に、河口先生の対局日誌、森下さんの自戦記という順かな??

付録を見ると、どこかで見たような局面がいくつも 並んでいる。
ひとつの戦法は、多くの棋士の犠牲によって
進歩していくというのが、よくわかる付録で勉強になる。
でも、犠牲となった棋士たちが付録を読んだ時、どう感じるだろうか?
と真っ先に考えてしまう。
そんなこと気にしていては、将棋雑誌など作れないかもしれないし
棋譜は、連盟の貴重な財産だから、使わなきゃもったいない。
何も感じないぐらいの性格のほうが、気楽かもしれない。

私も、原稿料の足しにもならない、多くの人に、覗きこまれるための文章をこうやって好きで毎日書いていることだし・・・
 だから、読む人たちにも、登場するほかの棋士たちと将棋の、
なるべく魅力的な部分をより多く感じとっていただけたら、嬉しいなと思う。
 そして、それをきっかけに、少しでも、将棋雑誌を買ったり、観戦記を読むために新聞を買ったり、テレビの将棋番組をみたり、近所の道場 に足を運んでもらったりする人が増えればいいなと思う。
それなら、登場する棋士たちも、けむたい顔は決してしないだろうから・・
神崎健二(c)