短手数局の名局

昨日は関西将棋会館にて、棋王戦第2局 佐藤棋王―久保八段戦 大盤解説会。
ご来場いただいた皆様どうもありがとうございました。
今年の年末に将棋世界から、名局投票のアンケートが来たら、「短手数局の名局」として一票を投じさせていただく予定です。

解説会終了後も多少実戦に出なかった変化を考える。
1.序盤の久保八段の新手▲7五飛に△7四歩の場合どうなったか?
2.その少し後の△3三桂で△3三銀の場合、どの変化で銀が響くか?
3.△2七角成▲7五銀の局面での形勢は?
4.▲7一飛成に△9二飛と逃げるのでは・・さすがに先手良しでしょうと、局面をはじめて見た棋士奨励会員は口を揃えて言うのだが、(もちろん私もそう思った)実際はどうだったか?
5.▲4一竜に対しての△3九馬で、△5六歩▲同玉△6四桂▲5五玉(▲6五玉は△7六銀以下詰んでいるはず)△5四銀▲6六玉△7六金▲5七玉△3九馬▲6八玉△5六桂▲7八玉△8六歩が変化の一例だが、△5六歩のほうが△3九馬より良かったのではなかったか?
6.▲7八玉と寄った局面では、先手勝ちになっているかどうか?

少し間違ったことを書いているかもしれませんが、疑問点のメモを残しておくことにする。
金沢での感想戦をとても聞きたかったなぁ。
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Copyright (C) 2009 Kenji Kanzaki