7NT ?

BBO というネットでのコントラクトブリッジの最近の話。

S :6 4 2
H :3
D :Q 10
C :A Q J 10 6 4 2

私は、こんな ハンド。
パートナーが2C でオープン。

こちらは、パートナーの強いハンドに便乗して、クラブを切り札にして
スモールスラムか、グランドスラムを狙う計画。

2C   4NT
5H   5NT
6D   6NT
7NT

ところが、スラムコンベンションでエースの枚数を聞いても、2枚
キングの枚数を聞いても1枚と、ポイントは低い様子。
しかも、キングの枚数を聞いてしまったので、6Cではプレーできない。

しょうがないので、敗戦処理投手として、6NTで投げるつもりが、弱いハンドのはずのパートナーが7NTへとさらにレイズ。
それに怒った、私の右側のプレーヤーが、ダブル。(あーあ。)

ディクレアラーは私。ドキドキしながら、オープニングリードを待つ。

左側のプレーヤーのリードはスモールダイヤ。

味方のハンドは下記のとおり。

S :K 9
H :A K Q J 10 8 7 2
D :A 4 
C :5     

S :6 4 2
H :3
D :Q 10
C :A Q J 10 6 4 2

上記は私のハンド (再掲)

ダイヤのA で取って、ハートを8トリック走って、あとはふたつのどちらかのお祈りするのみ。
クラブのKがシングルトンであるか、またはフィネスが効くダブルをかけたプレーヤーが持っていてさらにダブルトンか。

実戦の進行は、ダブルをかけたプレーヤーが「K × ×」の×をハートが走っている時に一枚捨ててしまったために、7メイク。

さすがに、ダブルをかけた人は怒ってたやろなぁ。

26ポイントでグランドスラムなのだが、ディフェンスミスに助けられたのと、ビッドが無茶苦茶だったのとで、決して自慢はできないのだが、貴重な体験。

Copyright (C) 2007 Kenji Kanzaki<A Href=http://wakayama.cool.ne.jp/k2rokudan/ Target=_blank>HPはこちら</A>