朝日新聞の順位戦観戦記

昨日の日曜日より、東公平さんによるB級1組順位戦高橋九段―渡辺竜王戦の観戦記の掲載が始まっている。
17日は朝日新聞社囲碁将棋欄の、新しい歴史の始まりの日でもある。

東公平さんといえば、以前は「紅」名でA級順位戦名人戦の観戦記を何度も何度も書かれているベテラン中のベテランの観戦者。
最近名人戦の大山―升田戦の升田式石田流の棋譜を久しぶりにもう一度並べたくて名人戦全集を引っ張り出して来て並べてみた。その7番勝負の時の観戦記者のひとりが「紅」記者である。
朝日新聞観戦記者は「龍」「栄」記者はじめ一文字の漢字が長年の伝統として多いのだが、今回は東公平さんは「東公平」さんの本名で書かれている。
本文の文中にも31年ぶりに順位戦を書かれる東公平さんの、その31年間の棋界の大きな変化のことについても触れられていた。

B1順位戦の次はA級順位戦の三浦―行方戦。
その少し先には、関西で指されたB2順位戦の山崎―橋本戦も掲載される予定と聞いている。
熱心なファンの方々には、毎日新聞朝日新聞、双方の新聞を購入していただいて名人戦順位戦の熱戦を楽しんでいただきたいことと思う。
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