神田好み

昨日18日は
駒師の<A Href=http://dokan.cside.com/kuma_backnumber.htm Target=_blank>熊澤良尊さん</A>の「将棋駒工房」におじゃまする。

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師匠の灘の遺品のひとつで、携帯用の小さな駒で玉将のお尻に「神田好み」と書かれた駒を持参。
神田というのは、私の師匠の師匠にあたる神田辰之助九段。

大師匠の駒のことについて、いろいろと教えていただく。

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駒の材質は薩摩黄楊。彫りかたは大阪彫り。
歩が少し歩兵(ふひょう)彫り。
歩兵彫りというのは歩が少し略字っぽい彫り方のことらしい。

王将と玉将は少し材質の良い木が使われている。

似た彫り方の、熊澤さんが所蔵されている駒も見せていただく。
仙佳作という駒と、八代目駒権作の彫り方と少し似た大阪彫りとのこと。

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貴重で珍しい駒の数々を拝見したり、駒に関するいろいろなお話を長時間教えていただく。
さらに夕食もごちそうになり恐縮。
どうもありがとうございました。

Copyright (C) 2006 Kenji Kanzaki<A Href=http://wakayama.cool.ne.jp/k2rokudan/ Target=_blank>HPはこちら</A>