指導対局で指された好手

日曜日は、連盟道場で三面指しの指導対局

10級の小学生の八枚落ち、ほかにも六枚落ち、四枚落ち、飛車落ち、角落ちといろんな手合いが多いのは楽しい。

数々の好手を指されたが、最も印象に残っているのは二枚落ちの有段者のかたとの一局。

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飛車を切っての猛攻にたじたじ。
▲5五飛 △同銀 ▲同角 △7三歩 ▲4四銀 △3二玉 ▲6四歩 △6二金引 ▲6三銀 △4二金 ▲7二銀成 △同金 ▲6三金 △6一銀 ▲5四歩 △5二歩 ▲5三歩成 △同歩 ▲同金 △同金 ▲同銀成 △5二歩 ▲5四成銀 △5三金 ▲4四金 △同金 ▲同成銀 △4二金で↓の局面

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ここで、好手を指された。

▲6五銀と遊び駒を中央へと活用。上記の20手ほどの流れというのがあるので、そういう中でとても落ち着いて指された。次に▲5四銀の進出から▲4三金が厳しい。
また、△5三歩には、▲5四歩△同歩▲同銀
代わりに△5七飛▲5六歩△5三歩には▲7八金で飛車がアウト。

とても印象に残った一手だった。

Copyright (C) 2006 Kenji Kanzaki<A Href=http://wakayama.cool.ne.jp/k2rokudan/ Target=_blank>HPはこちら</A>