事実の見極め

毎日新聞夕刊で、検索のグーグルの長所や短所、さらにはブログやネット内での情報にも関連した特集記事を読む。

MSN毎日インタラクティブでも読めるようだ。
<A Href=http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/it/coverstory/news/20060522org00m300102000c.html Target=_blank>グーグル検索:「知」結集で価値評価し大躍進も事実の見極めも必要</A>

いろいろと思うことあり。

>ブログの大半は論評で、(…中略…)ブログは1次情報取得や精査という面が非常に弱い。
>個人の主観だけで書かれた日記と、複数の目で精査された学術論文や報道機関の記事が同列に置かれている。神経衰弱でトランプをめくるように一つ一つめくらないとその中身は分からない

上記の2箇所などが、特に気になった。自分でもふだんから似たようなことを感じているからだろう。

リンク数が増えたり、アクセス数が増えたりすることは、ありがたいことのはずではある。(最近の1か月はある事情により、ここはアクセス数が増加している。)

報道機関の棋界関連の記事と、自分の主観で書いた文章とが、検索や関連リンクのまとめなどによって同列に置かれているのも時々見かける。
そのたびに、(これでいいのだろうか?)と時々思う。

数年前と現在では環境も感覚もかなり変わって来ている。

以前に比べて「報道」「活字」「直接取材」といった実態のあるものの重みというものを、とても重く感じることが多くなった。
Copyright (C) 2006 Kenji Kanzaki<A Href=http://wakayama.cool.ne.jp/k2rokudan/ Target=_blank>HPはこちら</A>