共催の提案についての心配

共催の提案の記事を読む。

共同通信社(Yahoo! )
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060510-00000000-kyodo-soci

毎日MSNニュース
http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/shougi/news/20060510k0000m040172000c.html

asahi.com 将棋
http://www.asahi.com/shougi/news/TKY200605090505.html

「両社は報道、観戦記等で競い合う」
ということについての具体的な内容、見通しについてが、これからの両社さん、そして、われわれ棋士、ファンの皆様の検討、心配する最大の問題となることだろう。

共催と聞けば四年前のサッカーワールドカップの日韓開催を思い出す。
あの時は、日本でする試合と韓国でする試合とがあった。

名人戦順位戦が交互とか、半々にわかれて、掲載されることを検討するということなのだろうか?
両新聞社さんとの交渉がうまく実現するかの心配。
それと実現したとしても、現実的なイベントの設営などでの問題点、心配ごとは尽きない。

ひとつのものをふたつに分ける時、うまく分けること、約束事を深い読み筋で決めておくこと。
これらができていないと、元の価値あるものの価値をも、とても大きく下げてしまうことにもなり、大悪手となる。

話の進み具合やその速度と内容によっては、今月の棋士総会だけではなくて、夏か秋の臨時棋士総会ということもじゅうぶんありうる変化だと、現時点では思っている。
【午前 7時半】

Copyright (C) 2006 Kenji Kanzaki<A Href=http://wakayama.cool.ne.jp/k2rokudan/ Target=_blank>HPはこちら</A>