レディースオープントーナメントに対する余波

昨日は<A Href=http://shogi.mycom.co.jp/ Target=_blank>週刊将棋</A>のエッセーについて少し書いたので、本日は小川編集長の「名人戦移行問題」についての記事の感想も少し書いてみたい。

注目した点は、名人戦移行問題の影響で、週刊将棋のレディースオープントーナメントの契約の中断という点。
今年が20周年にあたるレディースオープントーナメントは、毎年トーナメント方式でおこなわれていたが、今回は20周年を記念して、主催を週刊将棋から毎日コミュニケーションズに変更しての「タイトル戦昇格」と「契約金のアップ」の予定だったらしい。
女流棋界の棋戦タイトルが増えたり、契約金がアップするのは素晴らしいことだ。
棋戦が少ない女流棋士にとっては、棋戦が減ったり、開催が遅れたりすることは、われわれ男性棋士に比べて、さらに大きな痛手となってしまう。

また、編集長は、島理事、森下理事、田中理事の3人の新理事のこの1年間の実績も認められて、これからの特に若い理事に対して期待したいという文章で締めくくられて終わっていた。

編集長は、コンピュータソフトのプロデューサーもされていて、アマ棋界にもとても詳しい。「第1回アマCOM平手戦」の企画なども小川編集長でなければ実現不可能な企画だったと思う。

週刊将棋」は、発行が「(社)日本将棋連盟」で、販売が「毎日コミュニケーションズ」。
難しい立場で、今回のような記事を書くのには神経を使われることが多かっただろうと推測される。
さらにこれからも大変なことだとは思うが、私の周囲にもたくさんいる週刊将棋愛読者のみなさんのためにも、良い紙面づくりをしていただけることと思う。

↑感想を書くつもりだったものの、記事が掲載された後の読み筋外の事情もあって、もしかしたら、あまりたいした感想が書けなかったかも?
Copyright (C) 2006 Kenji Kanzaki<A Href=http://wakayama.cool.ne.jp/k2rokudan/ Target=_blank>HPはこちら</A>