安用寺四段が五段へ昇段

昼間、見晴らしの良い所で久々にお会いする知人と楽しく会話。話す人がとても楽しそうに話されるのを聞くのは、とても心地良い。

夕方から連盟に。
テレビ局のニュース番組で11月17日の将棋の日を取りあげて、ニュースというか特集を計画していただいているそうだ。ありがたいことだ。
その収録を16日夕方見学させていただく予定。

この日の対局で安用寺四段が規定の勝ち星をあげて五段へと昇段。
短め感想戦を終えて棋士室に降りてきた新五段にさっそくお祝いの言葉をかけさせていただく。
この勝ち星による昇段、人によってはあまり嬉しくない人や、嬉しくなさそうにする人もいるが、安用寺新五段が取材されているのを聞いていると、彼の明るい人柄のせいか周囲も嬉しく幸せな気分になる。

仕事や対局を終えた後とかに、疲れているせいなのか、不快さや機嫌の悪さを外に出して周囲の人々にも迷惑をかけるケースもある。疲れているからしょうがないのではなくて、そういう時のおこないの積み重ねが人格や人柄、周囲の人からどれだけ信頼されてゆくかにつながっていく。

この人は人格がすぐれている人だなぁと皆から信頼されている人は、嬉しい時でも謙虚に、そして疲れている時や動揺している時にでも、さらに堂々とされていることが多いと思う。
器の小さい(?)自分も、見習うべきことはとても多い。
<16日 記>
Copyright (C) 2005 Kenji Kanzaki<A Href=http://wakayama.cool.ne.jp/k2rokudan/ Target=_blank>HPはこちら</A>