新四段に遠山四段と高崎四段

8日の午後は連盟に行く。
阪口四段と棋譜を並べたり、対局中の棋譜を検討したり。
棋聖戦二次予選阿部八段―杉本六段戦の観戦記者産経新聞の保坂記者に、その不思議な序盤の駒組みと駆け引きを説明させていただいたり…。

その後、平藤六段や長沼六段も来る。
やはり、最大の話題は、三段リーグの最終局。
だいたい午後5時すぎだったと思うが、事務所から星取り表のファックスのコピーが棋士室に来る。
記者や職員や奨励会員の間から、残念そうな声。
一番手だった、糸谷三段が負けて次点。二、三番手だった高崎三段と、遠山三段が四段に昇段。

関東所属の三段はなかなか顔と名前が一致しないことが多いのだが、今回の昇段者の二人はほとんどわかる。
遠山三段もかなり前からのベテラン三段だし、高崎三段は、彼が小学生の時、宮崎県からお母さんに連れられて、関西研修会に通っていた。
その時の幹事だった私と、平藤六段はその時の研修会幹事だった。
その頃の昔話もこの日も少し出た。

来期は関西奨励会からの新三段も三人ぐらい居て、ますますにぎやかになる。
確か、関西所属の三段どうしはリーグ戦で総当りというルールがあったはずだが、あまり関西所属の三段が増えると、そのルールも見直さなければいけないと思う。

何局かの感想戦を聞いて帰宅。

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