合駒の売り切れ.

最近の対局で、相手玉を受けなしにして、自玉を詰まされたらしょうがないと開き直ったところ、二局とも、詰まされてしまうということが続いた。
自玉が詰まないように相手玉に迫る順がなかったので、最後はしょうがないといえばしょうがなかった。
だが、中盤〜終盤に、こうならないように工夫することは二局ともできたのに、こういう詰まされかたが続いたのは、そうしなかったことに対する当然の結果と思っている。

2日 棋聖戦 (図面を逆さにしています)
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符号が逆に見えて見にくくてすみませんが…
△5六角▲6七角△同角成▲同銀引△8六桂▲同歩△8七銀▲6九玉△7八銀打▲同銀△同銀不成▲同玉△5六角▲6七銀△8八金▲6八玉△7六桂▲5九玉△6九飛▲4八玉△4七角成▲同玉△4六金と実戦では進んで最後は香に取られそうな金も働いて詰み。

6日 王座戦
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▲7二金△同玉▲6一角△8二玉▲8三角成△同玉▲8四歩△同玉▲8五飛△7四玉▲6五金△6三玉▲5四金と、実戦では進んで詰み。

▲7二金に△9二玉の変化も、▲8一銀△9三玉▲7五角で、合駒がないので詰む。

少しだけ手数は長いものの、参考になる寄せ手筋も多いので、実戦派の方も詰将棋作家のかたもぜひ考えられてみてください。
数日後に手順は掲載する予定です。

9月15日図面の下に手順 追記

Copyright (C) 2005 Kenji Kanzaki<A Href=http://wakayama.cool.ne.jp/k2rokudan/ Target=_blank>HPはこちら</A>