軽い手と渋い手

定期的に行っている指導日。
六面指し。
強い(強くなるかもしれない)女の子がいると、以前から聞いていた。
その小学校一年生の女の子とも初対局。六枚落。

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この局面で、▲5五歩の手筋。

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また、この局面で、▲5七歩と渋い一手。

六人の中で五番目の終了だったのだが、ほとんどの時間、よそみせずに考えていて、集中力も高そうだった。
そして、感想戦でも、かなり説明したことも理解できているみたいだった。
とにかく驚いた。きっと、本日ほど時間をかけて一局の将棋を指したことはないだろうと思う。本日一日だけでもかなりいろんなことを吸収して強くなっているのだろう。

図面を残しておくことには、何年か後、十何年か後に、意味があるような予感がしている。

Copyright (C) 2005 Kenji Kanzaki
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