銀多伝の理想

まだ体調万全というわけでもないのだが、道場での指導対局
いつも二枚落が最も多く、本日も最も多かった。

定跡の局面を完成させたあと、じっくりと指されてこの局面。
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手の広い局面だが、ここでの次の一手が素晴らしかった。
▲9四歩
このあと、上手が香を得して△9八香成と成りこむことになるが、そこで、▲6六角とぶつける手がさらに好手。
と金を▲8三とと寄せてから五筋を攻められて完敗。

「道場に通いはじめて半年ぐらいで6級なんですが、どうすれば強くなれますか」
と別のかたから質問をされる。
「ふだん対局していて、どういう時に困ったり失敗されたりしますか?」
と逆質問。
「終盤でよく逆転負けしますわ」
「それならば、手数の短い簡単な詰将棋をたくさん解くことをおすすめします」

人にすすめてばかりではなく、販売で詰バラ3月号を購入して、簡単な詰将棋を何問か解きながら帰宅。
Copyright (C) 2005 Kenji Kanzaki<A Href=http://wakayama.cool.ne.jp/k2rokudan/ Target=_blank>HPはこちら</A>