繰り上げで金メダル

ドーピングで問題になっていた、男子ハンマー投げハンガリーアヌシュ選手は金メダルはく奪で、室伏選手が繰り上げで、メダルが銀から金へと出世したようだ。
オリンピックを見ていると、審判の判定の影響も受ける競技は、選手のほうもなかなか大変だ。審判も必ず完璧というわけにはいかない。

飲むと将棋が強くなる薬もなく薬を飲んだかの検査もなく、審判の判定によって迷惑を受けることのない競技が職業のわれわれ棋士は、勝負の結果については自分が全責任を負うという点では、納得のゆく職業だ。

また、スポーツ新聞のサイトのコラムを読むと、アテネの町では、老人が裸でチェスに興じていて、のんびりと楽しい笑顔で過ごしていたそうだ。
日本に例えれば公園で将棋を指している風景なのかな?

まもなく、男子マラソンがスタート。
この19日間ものあいだたっぷりと楽しませてもらったアテネオリンピックも終わる。
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