駐車場代

少し前、温泉地へ観光の時の話。
有名な観光スポットにて駐車場を利用。
人が多かった。
駐車場を出る時、駐車場の店番のおじさんが
「あんた、駐車代払わんとはいっとるやろ?」
「利用料500円さっきはらいましたけれども…」
「それなら券(駐車代領収書)見せてくれるか?」
「ええーーと確か財布の中に…。はいここに持っているでしょ。」
そのおじさん、その券をチェックするふり(??)をする。そして、「短い時間しか使っていないから100円返しとくわ」
そして100円玉を渡された。そしてその券はおじさんのポケットに…。
今までにいろんな駐車場は利用したが、こういうことは初めて。
ほかにも行きたい場所があるので、その場からはすぐに移動。

でも、そのおじさんの会話の不自然さと、その不思議な行動がどうも、ひっかかっていた。
利用料を払っていないと近づいて来たのにもかかわらず、時間の印字も全くない券を見て、利用者に、短時間だから、利用料の一部を返すというのが、あまりにも不自然すぎる。

それから15時間後…。
帰宅してから、自分なりに、そのおじさんの行動から、何をしようとしていたかを推理。結論もほぼ出た。
その結果、返された、100円玉も受け取らずに、領収書も渡さないというのが正しい行動だったと反省。
名所で、せっかくの絶景だったのに、今ひとついやな気分。
Copyright (C) 2004 Kenji Kanzaki<A Href=http://wakayama.cool.ne.jp/k2rokudan/ Target=_blank>HPはこちら</A>