棋士会と王将リーグ

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午後より連盟に。午後2時からの棋士会は出席者が多かった。
昨日遅くまで対局していた棋士、昨日東京で対局だった棋士、本日対局中だった棋士(恐らく相手の手番に出席?)、本日観戦記担当だった棋士…。

通常の棋士会より、時間も長く、いろいろな分野について報告や、質問や提案等も多かった。
なかなか実現可能でない提案もあったかもしれないが、このようにいろいろと考えてみて意見交換することはとても有意義だと思う。
昨日の東京の棋士会にも出席した理事の話では、東京でも熱心な討議が続いたとか…。

終了後は、王位戦阿部―畠山戦(池崎記者観戦)と、王将リーグ谷川―佐藤戦(本間五段観戦)の検討をしたり、藤原六段に練習将棋を教わったり。
谷川王位が勝てば挑戦権が決まるという王将リーグ、階下には挑戦権が決まった時の撮影のため、スポニチのカメラマンも待機していたようだったが、結果は佐藤棋聖の勝ちで挑戦権は決まらず。

モニターテレビを見ながら、数人の棋士で「ここは、こうやって入玉含みに指して先手良し」と結論を出していたところから逆転した。感想戦でも双方ともその手には気がついていないみたいだった。
ごちゃごちゃした局面で、一分将棋等で時間が切迫した時はやはりタイトル保持者クラスでもそんなに完璧にすべての手が見えているわけではない。少しホッとする。
Copyright (C) 2003 Kenji Kanzaki <A Href=http://wakayama.cool.ne.jp/k2rokudan/ Target=_blank>HPはこちら</A>