第30回近鉄将棋まつり 2

<10時半〜 一回目の指導対局>
開始までに、横でおこなわれていた 中学生王将戦個人戦準決勝の二局を見る。
なかなか堂々とした指し方で強そうだなぁと思っていた少年が、その後優勝していた。
和歌山から来られていたかたに二枚落をうまく指されて負け。
ほかにも、関西将棋会館道場常連のかたの姿も…。

<13時半〜 次の一手名人戦の解説>
10名に賞品ということになっていたのだが、時間の余裕もあったので、最後の一名に決まるまで、予想を続けていただく。

決定した次の一手名人のかたに舞台近くまで来ていただいてインタビュー。
「どうして、この▲6五飛を選ばれたのですか?」
西淀川区から来ました」
どうやら【次の一手名人】も緊張されていたみたいだった。
棋力は5〜6級と謙遜されていたが、何問も続けて当てられたのはすごい。
対局のほうは藤原六段の勝ち。
このかたには、両対局者と解説者(藤原、安用寺、神崎)の署名のはいった記念色紙を受け取っていただく。

<16時半〜 二回目の指導対局>
平手のかたで、独自に編み出したという戦法を試みられる。なかなか楽しい。
午前中には所司さんの駒落ちの本を隅々まで何度も並べて研究しているというかたもいて好対照。
どちらの方法でも良い。自分にあった方法で学んで楽しみながら強くなっていただきたい。

二枚落戦。感想戦が終わったあと
「はじめて人と指しました」
これには驚く。
「ふだんは、ゲームソフトなのですか?」
「いや。囲碁将棋チャンネルをいつもよく見ています。先生の解説もなかなか楽しいですね」
当然ながら実戦不足気味だったので、このかたが、これからも将棋を趣味として楽しまれることを祈る。

ほかにも、久々に再会した方々や、せっかく申し込んでいただいたのに抽選ではずれてしまって指導対局できなかった方、ようやく会えた方、本日はどうもありがとうございました。
Copyright (C) 2003 Kenji Kanzaki
<A Href=http://wakayama.cool.ne.jp/k2rokudan/ Target=_blank>HPはこちら</A> 
日記のカウンタ536527