渡辺五段が挑戦者に…

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夕方より連盟に。
王座戦の挑決の夕食休憩の誰もいない(はずの)盤面を見に五階御上段へ。
休憩の時刻だったが、下座には渡辺五段が懸命に熟慮している姿。
棋譜に少しだけ目を通して、すぐ退室する。

再開後、棋士室で杉本六段や関口三段の検討する盤と、事務所内応接室で「<A Href=http://hobby.nikkei.co.jp/shogi/ Target=_blank>日経ネット将棋王国</A> 」スタッフ向けに解説をしている安用寺四段の前の盤とを往復。
渡辺五段の攻めは切れそうな細い攻めだが、受けている阿部七段のほうもなかなか切らすのも大変という検討結果に落ち着く。
途中、別室で行われていた井上―富岡戦の感想戦を聞きにいったりしているうちに、形勢が傾く。

結局渡辺五段の勝ち。
感想戦は、終盤まで進んでから、また中盤に何度か戻る。
敗因がはっきりしない時は、時々そうなる。難しい一局だった。
本日の一局は、河口俊彦七段の観戦記で、近々日経紙上に掲載される予定。

また、羽生王座―渡辺五段の王座戦五番勝負第三局(9月25日木曜)は、関西将棋会館道場にて、大盤解説会の解説を担当いたしますので、よろしく。
Copyright (C) 2003 Kenji Kanzaki
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