独特の戦法の 感覚と表現と解説

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お昼はNHKBS 囲碁将棋ジャーナル棋聖戦第1局の解説を見る。
解説者は、もっともあの一局を解説してもらいたい棋士の羽生竜王名人だった。
羽生さん自身も佐藤さんとタイトル戦で同じ香損して△7三桂と跳ぶ将棋を経験していて、どうコメントされるかがとても興味深かった。

あの△8五飛戦法に対する最近の流行の傾向、感覚、両対局者の佐藤棋聖と丸山棋王の棋風と個性について、独自の表現で解説。

なぜここで桂馬の高跳びで跳ぶかというこひとに対しての説明で、
具体的な変化を何手か並べるのではなくて
「陣形を低くして従来の金銀を繰り出して歩を進めていく将棋とは違った感覚の飛角桂歩で手を作るという戦法なので、桂馬を跳んでもなかなか歩で死なない将棋。逆に後手はそうしなければいけない将棋」
といったふうに、逆説的なことも含む説明。
なるほどこのように説明するのか…。
Copyright (C) 2003 Kenji Kanzaki
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