あつかましく インタビュアー??

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多方面での幅広い編集経験をお持ちの知人と話す機会を得る。
なお、このHPも時々ご覧いただいている様子。

いろいろなお話の途中に、少しあつかましいと思ったけれども聞いてみたかったことを聞いてみる。
最近の将棋雑誌を見ていただいて、印象を聞いてみる。

A「将棋雑誌は子供の頃にも読んだことがあるが、大きなところは三十年ぐらい前とあまり変わらない」
Q「変わっていないということは進歩していないということなのでしょうか?」
A「そういうわけではない。ゲームのルールが変わっていない以上むしろ自然。たとえば、書道雑誌を手がけたこともあるが、あの世界でどの書がトップかというと断然王羲之で何百年も変わらないしこれからも変わらないだろうから、たとえれば書道雑誌というのは大きく変わらないし、いい内容の王羲之特集のようなものはバックナンバーでも根強く売れたりする。」

Q「ほかにどんなコーナーがあればいいと思いますか」
A「将棋でいえば三手詰めのような、(注→三手詰の詰将棋を増やすという意味ではない)どんな読者も軽く読めるページがもっとあってもいい。10人ぐらいの上位棋士の軽い短いものとか…。そういう部分がだいたい三分の一ぐらいと、多めにあったほうが雑誌としては気軽に読める」

最後の指摘については、私ももっといろんな棋士の一頁講座とか、近況報告の短いものとかがあってもいいと、ふだんより感じていただけに、特に同感。
前半の話は、「歴史」というものについて少し考えたりさせられる内容だった。
どうもありがとうございました。

Copyright (C) 2003 Kenji Kanzaki

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