生まれる前の将棋世界を読むことができる

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HPというものはいろんな役割を果たしていると常々感じているが
本日は、このようなタイムマシンの役割も果たすことができるのだなぁ〜とも思う。

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将棋世界昭和34年十一月号をみていたら、こんな記事が載っていました。

(珍客万来)
去る九月一日、灘八段の道場が和歌山市の目抜き通りに開設されました。
当日は同八段の兄弟子岡崎六段も大阪からお見えになり、にぎやかに
開場されたのでありますが、その時の事、三人の小学生が入ってきて
灘師範に
 「僕もやらしてくれる」
 「ああやってもいいよ、でも君ら将棋知ってるの」
 「うん知ってる」
といった会話の後に始め出したのがなんとヒョコ廻り、このおもわぬ珍客に
さすがの灘八段も眼をぱちくり、そのとき小学生の中のひとりが、同八段に
「ここえ来てる人、皆んな強いような、おっちゃん一体どれくらいやの」
これを聞いた灘八段
「このおっちゃん将棋知らんのや」
という答えに岡崎六段始め一同のもの思わずふきだし、笑いがしばらく
とまりませんでした。
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↑自分の生まれる前の、和歌山の道場についての貴重なお話
私もはじめて知りました。
教えていただいた らぴゅたさん どうもありがとうございました。
ぜひ、保存しておきたくて、こちらにもコピーさせていただきました。
それに関連したお話もまたここに少し書かせていただく予定です。

Copyright (C) 2003 Kenji Kanzaki
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