決着つかず 仕切りなおし

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BSにて、囲碁名人戦と、竜王戦を見る。
囲碁名人戦(朝日新聞主催)では、依田名人の三連覇の防衛。
「体調が良かった」というコメント印象に残る。

将棋竜王戦(読売新聞主催)では、駒組みの途中からは予想していた通りの二回連続の千日手。
この引き分けは、タイトル戦初登場の阿部七段にとっては一安心のことだろうと思う。
記録係とか、現地に観戦の経験はあっても、タイトル戦の場数ではキャリアが違うのだから、慣れるという点では阿部七段にとっては意味のある千日手だったと思う。

一度目の千日手の時、棋士室にて、神吉六段が「阿部君はけっこう千日手好きやからなぁ。対三浦戦(オールスター勝ち抜き戦)でも二回続けてやってたし…」
という話を聞かせてくれたが、でもまさか解説者も千日手を二局解説することになるとは思わなかったのに違いない。

竜王戦は年内に終わるという日程のはずだが、最終局にもつれこんだ場合の対局場を年明けに用意しなければならない(東京連盟かな??)読売新聞社さんも大変だ。
Copyright (c) 2002 Kenji Kanzaki