投票して楽しむ

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昨晩　NHKのサンデースポーツにて、原監督と伊原監督の日本シリーズ直前のインタビューや舌戦を見る。
伊原監督から、「パリーグですでにおこなっているようにシリーズでも予告先発の採用はどうだろうか」と提案して
原監督の考慮時間中に、「視聴者による電話投票で聞いてみましょう」と、画面に電話番号、そして棒グラフが現れはじめる。
すぐに電話番号が字幕で出たところが、いかにも台本どおりくさいなぁ。(笑)

電話投票だけでなく、スポーツ界では現在進行中のスポーツに対してのインターネット投票のようなものがいくつか行われている様子。
電話かけるより、うちのHP内にも置いているような、アンケート投票フォームのようなもののボタン押すほうがファンのみんなはラクそうで、これからも普及しそう。
また、そういうふうに何かについて投票してみてからスポーツ観戦をするのはとても楽しそう。

これを将棋の棋戦の決勝戦とかで応用するとこうなる。
前夜祭の最中とかに、両対局者に明日の決勝で指してもらいたい戦法を、投票フォームでそれぞれの対局者に投票してもらう。
そして、仮にどちらかの対局者の「四間飛車」が増えるにつれて
反対側の対局者の項目が「横歩取り」とか「矢倉」というおおざっぱなものから
「左美濃」とか「居飛車穴熊」とか「棒銀での急戦」という細かいものに変化していく…。
もちろん、対局者はその通り指しても、別の指し方をしても構わない。

上記は、ふと思いついたことを書いてみただけだが、観戦している人が、文字を書くのではなくて投票しながら楽しめるような、良いアイディアはまだまだありそうな気がする。
現在では、２日制の封じ手予想にこの投票が使われている新聞社さんもすでにあったはず。
実用性のありそうなさらに楽しそうなアイディアがあったらどなたか聞かせてください。
Copyright (c) 2002 Kenji Kanzaki