自分の対局棋譜が並べられていた時

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連盟で棋譜を並べている時。
その棋譜の対局者があとで通りかかることがある。

私が、自分の対局した棋譜がほかの人によって並べられていたのを見つけた時には、その並べている人にもよるのだが、客観的な意見を聞く良い機会ということで意見を聞いたりすることもある。中には、不出来でもう見たくもないという時もあるが、そういう時にはその場所から、そっと席を外すだけで良い。

人によっては、自分の棋譜が並べられているのを見つけた時に「並べるのをやめてください」と言う人もいる。
並べはじめる人がそれが勉強になると思ってそうしていても、そう言われたら、そうしてあげるのが無難。

対局した棋譜や、映像や観戦記等を人に見てもらうことで成り立っている職業なのだが、時々「これは人に見られたくない」というような結果や内容になってしまうことは、回数の差はかなりあるとは思うがどの棋士にもよくあること。
Copyright (c) 2002 Kenji Kanzaki