竜王戦 準決勝

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夕方の関西将棋会館棋士室。
棋士は脇八段、井上八段、畠山鎮六段、平藤五段、山崎五段等…
夏休みを利用して朝からずうっと指し続けている少年奨励会員もいる。

竜王戦(藤井ー阿部戦)の進行見たいなぁ。」
「東京からファックス送ってもらわんでも、情報入手できまっせ。」
やはり、視線を感じて私が結局隣の部屋の事務所に行って、パソコンを借り、
読売竜王戦倶楽部 http://www.ryuoh.jp/ へ。

やはり、連絡係となってしまった。そして入手した棋譜をほかの棋士に渡す。
並べはじめる。△5五角に▲4七金の局面で、次の一手を出題される。
五種類ぐらい答えたがみんなはずれる。
元の場所に戻る△2二角なんて発想は普通はない。
「これは、阿部七段がこのとても大事な対藤井戦のためにあたためていた手に違いない」との声も。

その後▲6四歩の局面まで情報は来て、研究するたびに優劣は入れ替わる。
畠山鎮六段によると良いタイミングで▲3六歩と突ければ振飛車良しとなるはずとのこと。どちらかというと振飛車持ちという棋士が多いみたいだ。
午後5時すぎの局面までしかまだ知らないので、そこから先を今から見にいくことにしよう。
Copyright (c) 2002 Kenji Kanzaki