和歌山にて小中学生大会

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今年8月より、岡山県倉敷市にて各都道府県代表による「小学生王将戦」がおこなわれるという報告が先日の棋士総会でもあった。
小学生や中学生の出場できる大会が増えるのはとても喜ばしいことである。

本日は、和歌山市にてその代表選抜(1〜3年でひとり、4〜6年でひとり)
選考も兼ねた、第20回和歌山県小学生将棋名人戦
第23回和歌山県中学生将棋名人戦が行われていた。

中学生のほうは、山形県天童で毎年おこなわれている
「中学生選抜戦全国大会」の予選も兼ねた大会。

地元の和歌山には、ほかの用もあって帰って来ていたのだが、たまたま週刊将棋の大会案内のページで見かけたので、どういうふうな雰囲気で開催されているかを少しだけ見学に。
小学生は13時半からで、中学生10時からすでに大会は開始されていて、私が着いた時には、中学生の部の準決勝の最中だった。

小中学生の大会では、同時に朝から開始しても、受付に大勢押し寄せて忙しくてパニックになり運営側も大変。参加者のほうも、すぐに昼までに負けてしまう選手もいる。
なかなかこの「時差大会」はいいアイディアと感心。

少し様子をのぞかせていただくつもりだったが、ちょうど小学生の部の開会の時間帯だったこともあって、この大会の運営に長くたずさわってこられている伊達隆行先生(小学校教師)のすすめもあって少しご挨拶もさせていただくことに…

いくつかの地元支部等による大会実行委員会(県庁支部、海南支部田村道場支部、和歌山青棋会、アマレン和歌山支部)や支部会員の方々有志の寄付等によって毎年運営されている大会。
関係者の皆さんヘ感謝すると同時に、地元の少年少女の将棋がますます盛んになり盛り上がることにも期待。
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