コントラクトブリッジ

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最近はすっかりごぶさたしてしまっているのだが、趣味のひとつにコントラクトブリッジというのがある。4人で行うカードゲームで、向かい合ったふたりどうしがパートナーで、競りに当たるビッドも実際のプレーにも、そのパートナーのコンビネーションがとても大事なゲーム。

今までに、計7〜8回ほど大阪や東京の四谷のブリッジセンターに行ったこともある。関西の棋士では、南九段、福崎八段、浦野七段、野田五段、平藤五段、鹿野女流初段等の愛好者は多い。
関東では勝又五段も年鑑のアンケートの趣味にブリッジと答えていたはず。

もう軽く10年以上も前のことになろうか?
棋士の東西の合同旅行があった。
その時に、「実は俺も好きなんだ」という米長永世棋聖も加入して、
米長ー神崎ペア対南ー福崎ペアで少しだけ、ラバーブリッジというルールでプレイしたことがあった。
その時には、私が「ダブル」(点数が倍になるという意味)を変なところでビッドしてしまって、米長先生に迷惑をかけてしまって、敗れ去ったという記憶がある。

カードの枚数は52枚と限られてはいるが、それによって配られるハンドは無限の広がりがあり、とても面白いゲーム。
公式戦や世界選手権は、カードを配られた時の運の要素が排除されて、将棋でいえば指定局面を使って行われ、最低でも4人ぐらいのチーム戦で戦われたりする。
(ディプリケート・ブリッジ)

将棋でも、2人か4人のチームを作った団体戦、指定局面から先手後手どちら側も持った棋戦とかが、戦われたりすると、話題のその局面についての理解が進み、技術の向上には役立つかもしれない。でもそれが自由に指すことの棋士の体質に合っているかどうかということを考えると、そういう試みは実現しないような気がする。
でも、研究会の方法としては有効なのではないだろうか??
Copyright (c) 2002 Kenji Kanzaki