佐藤九段 王将位に王手

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対局。
共同通信者主催 棋王戦 本間五段戦。
中飛車
駒組みの途中に、錯覚があったようで、労せず桂得。駒組みの段階での桂得はさすがに大きく、勝ち。

対局終了後は、王将戦の検討。

眺めたり参加したり。
脇八段、浦野七段、本日の大盤解説会の解説者の平藤五段等…。
手が狭いところで封じ手だったので予想は当たったみたいだった。

佐藤九段がどうして今回は▲2八に歩を受けたのかを、何人かで推理。
このあいだのA級順位戦(対谷川戦)を取材した人や、感想戦を聞いた人の話では
▲2八歩もあるかな? と言っていたとか…。
▲2七に受ける順の先に何か自信のない変化が何かあったのだろう→と推理されることになった。

少し差があいていて、検討を打ち切った局面からの、粘りと追い込みは羽生さんならではという評判。
終盤の△4一飛に対しては、▲3一角という手堅い攻めかた(桐山九段説)のほうが良かったのかも?
でも、最終盤の挑戦者の▲3五角成からの冷静な手順も流石という声多かった。

ほかにも、王位リーグの感想戦等を聞いてから帰宅。
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