『365歩のユウキ!!!』

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そういう連載がはじまったとは聞いてはいたが、本日はじめて少年サンデーを読む。第3話だった。
少年マンガを読む子供たちには、いろいろと将棋というものの存在を広めては、くれそう。

でも、角を打つというのが将棋の用語としては普通のところを
たしか何度か「角を張る」というセリフがはいっていたのが少しだけ残念。

今までにも、ドラマ「ふたりっ子」のお手伝いをさせていただいた時や「月下の棋士」のドラマ等を見た時にも感じたことだが、
どれだけ、将棋界の常識や慣習といったものにこだわるかの境界線というのは
かなり個人差があるようだ。

将棋のイメージを大幅に損なうストーリーでない限り、寛容な姿勢がいいのではないかとは思う。

でも、あまり、「張る」が続いた時には、やわらかく
「すみませんが打つという表現を使っていただければありがたいのですが…」
と、誰かがお願いしなければならないかもしれない。
それともすでに、誰か将棋界内部の人が、協力とか、お手伝いとかしているのかな??
Copyright (c) 2002 Kenji Kanzaki