「米長邦雄の家」について思うこと

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米長永世棋聖が、ふたつ目のホームページ「米長邦雄の家」http://www.yonenaga.net/? を開始される前
「今度は掲示板も作ろうと思う」
「いろんな人が集まり、街のようなものができるんだ!!」
という計画中の、意気込みと理想を直接聞かせていただいたことがある。

その時に、米長永世棋聖には
「先生がいろいろとHP管理を覚えられるのではなくて、そういうことのできる人をひとり探して、ある程度そのひとりに任されることをお奨めします」
というようなことをお話しておいた。でも、知名度が私のような二流(三流?)棋士とは違っていろんな人がわんさと来られることはすでに予想されたことなので、当HP等に比べて管理するということは、かなり難しいだろうとは思っていた。

現在、新しい掲示板は、いろいろあった末に、ふだんは運営者と管理者以外は書き込み禁止となり、米長先生の日記となっている。

私が少しもったいないと思うのは、あそこに書かれた、欠かさずほとんど毎日書かれている米長先生の日記は、ログが保存されているのだろうか?ということ。

あのティーカップ掲示板は、やはり皆がいろいろと自由に書きこめる状態の時に使われるべきものであって、せっかく米長先生ほどの忙しいかたが毎日、その日のできごとを書かれるのならば、どこかから、それに適した日記を借りてきて、過去に書かれたことも確実に保存されたほうが、いいのではないだろうかと思っている。

やはり掲示板はあくまでも掲示板。私のような貧乏性の人間には、少し機能的にも、もったいないような気がしながら時々眺めている。

さっき見てきたら、明日22日の夜午後7時にはチャット指導対局だそうだ。
谷川さんも最近インターネットを使った指導も試みられただけに、そちらのほうを何度も続けられているということの意義は、とても大きいと思うし、これからもがんばっていただきたいと思う。
Copyright (c) 2001 Kenji Kanzaki