駒組みの長考が実る

220392
対局。
王位戦予選。畠山成六段戦。
NHK杯で郷田棋聖に快勝した放送も見たがかなりの強敵。
四間飛車に対して13手目で早くも36分の長考に沈む。作戦もっと考えておけば良かった。公式戦ではあまり経験は少ないのだが、玉を89に囲うことにする。
先手なのだが、工夫が足らず手詰まりになってしまう。
打開する時の陣形を模索しているうちに、100手を越えてしまう。
ようやくはじめて駒がぶつかった時は4時間の持ち時間が、残り29分しかなかった。
序盤にこれだけエネルギー使ったのも久しぶり。もしかしたらはじめてかもしれない。
最善形で仕掛けたかどうかはわからなかったのだが、まずまずの戦果。
終盤にはいり残り時間が少なくなるが、いつもは、「あとこれだけしかない」とあせることも多いが、きょうは「まだ10分以上もある」という気分だった。
例によって優勢になってからミスが出たが、なんとか勝ち。201手。
感想戦もいろいろと得るものも多かった。

帰宅後、数件ためていた観戦記情報の更新。
もしかしたらこの観戦記情報に久々に今日の棋戦の続きの対局で
自分の名前を対局者として更新できるかもしれない。
Copyright (c) 2001 Kenji Kanzaki