ネット外の人への配慮

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どうも、最近は一日二回ペース(苦笑)

最近といっても一週間ほど前のことだが、インターネット内に自分の場所を持っているある人に、いきなりチンプンカンプンな会話を切り出された。
まるで何のことかわからない。

どうやらその人は、自分の場所を周囲の人も必ず見ていると思いこんで、会話をして来られたようだ。
その質問をされてからしばらくしてみて、もしかしたら?
と思って、数日後その場所を見に行ったら、やっとその会話の意味が少しだけわかった。

周囲には、パソコンにはあまり興味がない人もいる。
「時々ホームページを見ていますよ」とハッキリとこちらに意志表明してくれる人もいる。
でも、ほとんどの周囲の人は、こちらからはその人がここを見たことがあるかどうかは、まるでわからない。
見ない権利も、見ていても知らないふりをする権利も尊重したいと思う。

だから、大勢人がいる時にはなるべく、ふだん見ている人だけに通じるような会話は、極力しないようにはしている。

パソコンを持っていない人に必要以上の不信感をあたえるような方法を取ってまでHPの運営を続けようとまでは思わない。
私の周囲の人びとのほとんどは、この文章を読んでいない人だろうと思うし
そういう大事な人たちに、誤解されたくはない。

まれに耳にするジョークで
「今の面白い話をあそこに書いてやろう」とか
「ネタがなくて困っているので、ちょうど良かった」とかがあるが、
大勢人のいる場所で言うことだけは、決してしないように気をつけたいなぁと思う。
恐らく聞く人によっては、軽いジョークには取ってもらえないものと思う。

開設して、まもなくて、まだそういう感覚に慣れていない頃…
ある人に
「本日は日記のネタ捜しですか?」と言われたことがある。
活字の原稿を書くために取材をしたことは何度もあっても、
自分が自分の日記をつけるために取材するというのでは、おかしすぎる。
書くためになにかを行動しているのではなく、ふだんの自然な生活の中の
ほんのごく一部をここに記しているだけ。そしてそれを自由に読める場所に置いているだけ…。

だから、その時は少し不愉快な気分になった。

でも、もし同じことを今言われたとしても、たぶん平気で、笑って受け流せるような気がする。
Copyright (c) 2001 Kenji Kanzaki