初心者や女性への普及

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研修生に対する指導の仕事で朝から連盟に。
谷川勝敏五段が、本日使う初心者向きテキストをコピーしているところだった。
午前中は、子供将棋セミナー、午後はレディスセミナーの講師で忙しそう。

初心者向きのテキストにはまだまだ決定番がないとか、
子供向けのテキストには、ふりがなをうっているものが、かなり重宝するとか、
棋士が初心者指導をすると、すぐに専門用語を使ってしまってわかりにくいこともあるとか、
女性に対する普及には、ほかのスポーツクラブとか、英会話とか、パソコン教室のように、平日の夕方からの教室にしたほうが、新しい女性とか、覚えたてのOLとか、新しい人がいりやすいのではないかとか、
関西のレディースセミナーの卒業生の中で、普及指導員の資格を取られて初心者への講師をされているかたの話とか、
ほかにも、自宅を開放して将棋を指す場を提供されているかたもいるということとかを
短時間でいろいろと聞かせてもらう。
二次的三次的な普及効果があるということはとても意義あること。
かなり長く講師として、いろいろな人に教えているだけに、どの話を聞いても説得力があった。

そういえば、関西の連盟では、だいぶ前より、女性に対する教室等があるが、いまだに平日の授業というのはながらくなかったような気がする。
交通の便利な駅の近くに会館があるという立地条件を生かして、ほかの習い事のように、一度試してみるのもいいかもしれないと感じた。
Copyright (c) 2001 Kenji Kanzaki