指さないけれども解説会に足を運んでいただく

滋賀県での名人戦解説会の話の続き

名人戦の解説会、
解説会の翌日、複数の連合会の方から
「ふだんの将棋大会とかでは、見かけたことのないかたが来られていた。
あまり見たことのないかたも解説会に来られていた。」
・・というお話も聞いた。

解説会中には、三択の次の一手出題後、正解者の中から、さらに一番に賞品を選ぶことができる抽選を厳正に、させていただいた。

たぶん、将棋大会に出られたり、指されたりはされないけれども、解説会という場に(恐らく初めて?)お越しいただいたかたが、最初に当選された。
とても喜んでいただいたように感じた。

指さないけれども、解説を聞いて楽しかった。
指すけれども、解説を聞いて楽しかった。

指す人にも、指さない人にも、棋界の歴史や棋士の個性を伝えることのできるような、解説やお話などを心掛けていければと思う。