朝日アマ名人の落ち着いた受け

<A Href=http://www.asahi.com/shougi/open24/050604.html Target=_blank>第24回朝日オープン将棋選手権 開幕戦</A>の観戦で朝から関西将棋会館に。
本日は新聞観戦記担当の遊記者の観戦記向けの解説でお手伝いをさせていただくため。
強いというウワサの吉田朝日アマ名人がどんな将棋を指すのかが、やはり一番の関心ごと。

吉田―阪口戦では、阪口四段が終盤戦で、駒損ながら敵玉に迫るといういつもの迫力に欠けたことと、吉田朝日アマ名人の的確な受けの連続ということもあって、最後は受けきり勝ちで吉田朝日アマ名人の快勝。
感想戦終了後、遊記者に感想戦での補足や、指し手の変化解説。
6月中〜下旬の掲載予定になると思いますが、朝刊での観戦記もぜひどうぞ。

その後、全10局(プロ側の7-3)の棋譜を並べる。
ほんとうは、もっと強いはずなのに力が出し切れていないように見えたアマ選手のかたも何人かいたような印象。詳しくは、asahi.com 将棋 の上記サイトと、朝日新聞紙の観戦記でどうぞ。

夕方より、関西での六人の対局者や、大盤解説の橋本五段、観戦記者、インターネット取材記者、週刊将棋取材記者らでの慰労夕食会にお邪魔する。

吉田さんは、無口な落ち着いた青年という印象。
伊ヶ崎(いけざき)さんは、おだやかな性格の紳士。
鰐渕(わにぶち)さんは、六〜七年ほど前の学生の頃に、関西将棋会館の土曜日の子供・初心者教室のアルバイトをしていただいていたこともあって、面識もあったのだが、ゆっくりとお話するのは初めてだったかも?
京都在住の安用寺四段との、京都人どうしの会話が盛り上がっていた。

遠方へ本日帰らなければならない方もいらっしゃったのに、全対局者も出席されて、プロ、アマのいろんな話をする機会を設けていただくことは、アマ、プロの棋界交流のためにもとても良いことだと思う。
末席にお邪魔させていただいたことを主催紙さんに感謝。

週刊将棋取材記者さんと、インターネット取材記者さんと、喫茶店で甘いものを食べながら、少しだけおしゃべりしてから解散。
Copyright (C) 2005 Kenji Kanzaki<A Href=http://wakayama.cool.ne.jp/k2rokudan/ Target=_blank>HPはこちら</A>