育成会・女流棋界あれこれ

連盟HPにすでに発表されていた後期女流育成会の対戦表が
<A Href=http://www.kansai-shogi.com/ikuseikai.htm Target=_blank>関西将棋会館HP 育成会</A>にも掲載された。

西で対局される例会も二回あり、関西将棋会館のほうが近いところに現在在住している(と思われる)会員6名が5局を関西での対局で消化することも、正式に発表された。

これを機会に、関西方面に現在在住している女流棋士志望の女の子が増えること
を予想、期待している。
また、現在でも関西中心におこなわれている女性向きの大会、女性イベントの参加者数が少しでも増加することにも期待。
女性イベントのスポンサー紙等でも、ぜひ「女流育成会」のことも取材していただければ良いのではないかと思う。

一方、女流棋士の数は年々増えて、50名ぐらい。
皆がとても恵まれている環境におかれているかというと、なかなか難しい。

今年度の女流棋士の男性参加棋戦での、対戦成績の素晴らしさは、男性棋士間でも毎日話題になっている。
当初何年間も黒星が続いたころとは、男性棋士側の覚悟もかなり違ってきているのではないかという説もある。

男性棋士に勝つほどの力を持つ好成績の女流棋士が増える一方、その逆の成績の女流棋士もたくさんいる。女流棋士のトップクラスと、下との差は、大駒一枚以上は離れてきていると私は思っている。

奨励会員は、奨励会を抜けるのが大変、また抜けて棋士になってからが大変。
同様に女流育成会員も、抜けて女流棋士になってからのほうが、抜ける労力よりも何倍も何十倍も大変のような気がする。

在籍者ゼロだった女性奨励会員が1名、関東奨励会にこの秋に入会したそうだ。
やはりもっとドンドンと奨励会にも入会する女性が増えるぐらい層が厚くならないと、なかなか奨励会卒業まではたどりつくのは大変だ。
でも、今回入会の伊藤さんにはぜひ頑張ってもらいたい。

話はだんだんとそれてしまったが、関西の棋士間では、王座戦で関西プロックにはいられている清水市代女流名人・女流王位の二回戦、対淡路九段戦が、とても注目されている。
関東で対局がおこなわれるそうなので、
「対局当日は、関西の連盟にもインターネット中継をしてくれないかなぁ」の声も複数聞かれるほどである。
Copyright (C) 2004 Kenji Kanzaki<A Href=http://wakayama.cool.ne.jp/k2rokudan/ Target=_blank>HPはこちら</A>
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