B1とB2のラス前

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昨晩は、8時過ぎより関西将棋会館に。
昼間はあれだけ良い天気だったのに、小雨が降っていた。

終局した将棋の感想戦を聞いたり、東京に棋譜を送ったり、東京からファックスされて届いた棋譜を事務所のから棋士室に運んだり。
本日記録係だった奨励会員にも手伝ってもらってけっこう働いた。

それを待ち望んでいて片っ端から並べているのは早めに終局した森九段と土佐七段。
ほかに、観戦に来ていたのは淡路九段、長沼六段、藤原六段、平藤六段ら。

入院されていた森先生も、
「私も、退院してから調子がいいんだよ」
とご機嫌の様子。
東京からの途中経過と結果を聞きつつ、壁に張られたB2の表を見ながら
「これでここの順位のこの人までが助かりだ」と解説していただく。
(もしかしたら、その人より上位の森九段ご自身も、安全圏になったという間接話法だったのかも??)

快勝の将棋あり、大逆転の将棋もあり、東京からの棋譜も多い。
「もうお腹いっぱいで、すべて消化しきれないぐらい」(平藤)
私もまったく同感。この日の順位戦は東西合わせて17局もあるのだから…。

昇級争いの上位者が、すべて東京で対局していたせいもあって多少は仕方がないのだが、この日の大阪の対局を取材している記者らしき人がひとりもいなかったのは少し残念。

終局のもっとも遅かった二局の感想戦をしばらく交互に聞いていたのだが、最後まで聞く気力がなく深夜2時過ぎに帰ることにした。
Copyright (C) 2004 Kenji Kanzaki<A Href=http://wakayama.cool.ne.jp/k2rokudan/ Target=_blank>HPはこちら</A>